「すぐやる」思考法

今回紹介するのは、ベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の著者、塚本亮さんの「すぐやる」思考法という一冊です。

「すぐやる人」がどういう思考回路で動いているのかという事からの学びを与えてくれる一冊で、自身の日々の行動や思考と比較しながら読み進められる内容となっています。

今回はその中でも特に学びの大きかった以下の3つの項目について紹介して行きます。

  1. 世の中の成功者はみな行動が早い
  2. 行動の判断基準はいつも「成長」
  3. すぐやる人は自分でやらない事の大切さを理解している
1. 世の中の成功者はみな行動が早い

言わずと知れた行動力の話です。変化が激しく、今日の常識は明日の非常識となるVUCAの時代において、行動の遅れはあらゆる損失を招く事を成功者は知っており、多くの人がやるかやらないか迷っている中で、成功者は自身の直感に従い、圧倒的な行動力で先へ進んで行きます。
PDCAではなく、DDDDの時代とも言われているように、そもそも正解がなく、先の読めない時代の中では、綿密な計画よりも、すぐ行動に移す事が重要となります。色々考えてみたものの結局行動に移せなかったという人は、とりあえずやってみて、やりながら考えるという思い切りも重要ではないでしょうか。
転職にしても、ITサービスを作ってみるにしても、Webであらゆる事を調べる事ができ、様々な試してみるコストが劇的に低下した現代において、やってみたい事を試さない手はないでしょう。

2. 行動の判断基準はいつも「成長」

新しい事をやるかどうかを考える時に自分なりの軸があると行動力が高まり、その一つの有効な軸に「成長」があります。これは自分が成長するならやってみる、成長しないならやらないというシンプルな考え方です。
例えば、転職を考える時に、「給料は上がるけれど、成長の見込めない仕事」と「給料は下がるけれど、大きなチャレンジのある仕事」のどちらを選ぶでしょうか。「成長」という軸があれば、迷わず後者を選ぶでしょうし、目に見える給料は一時的に下がっても、自身の成長を通した目に見えない市場価値の向上により、また次のステップで前者の給料を越えて行く事も可能でしょう。
コンフォートゾーンから抜け出すために、「成長」という軸で自身の行動を決めるのも有効ではないでしょうか。

3. すぐやる人は自分でやらない事の大切さを理解している

これは非常に重要な考え方で、なかなか行動に移せない人が、全て自分でやろうとして途中で挫折するケースが多い中、すぐやる人は「自分でやらない」事の大切さを理解しています。なぜなら、自分一人でできる事には限界があると知っているからです。
テスラ社のイーロンマスクが、自分でロケットや電気自動車を作れる訳ではないものの、あれだけの事業を展開できるのも周りの人達を巻き込む力に他ならないでしょう。すぐやるためには、上手く回りの人達の力を借りる、可能であれば巻き込んで行く事が重要になります。
自分のやりたい事の中で一部英語が必要な所があるのであれば、英語の勉強を始め、英語が出来るようになるまで先送りして自分の気持ちが冷めてしまう前に、英語が出来る友達に手伝ってもらいながら始めてしまうのが良いでしょう。私も何でも自分でやろうとしてしまうタイプの人間でしたが、こういった感覚を持つことで、どんどん新しい事に取り組んで行ける事を実感しました。

「色々やってみたい、新しい事にチャレンジしたい」と思うものの、なかなか行動に移せていないという人にオススメの一冊です。