コンサルタントになりたい人がコンサルファームに長くいてはいけない理由

はじめに

これまで、コンサルというキャリアについて、その面白さ、昇格の仕組み、コンサルに転職する場合の注意点などを書いてきました。

今回は、少し逆説的な内容になりますが、コンサルになりたい人、コンサルファームに既に所属している人向けに、「コンサルタントになりたい人がコンサルファームに長くいてはいけない理由」について書いて行きたいと思います。

コンサルファームにそもそも行ってはいけないという事ではなく、コンサルファームに長くいるという事が何を意味するのか、もう少し言えば、コンサルファームに所属するコンサルタントに、どういったの圧力がかかってくるのかという話になります。

コンサルというキャリアは非常に面白く、私自身、コンサルファームに転職したのは、人生において最高の選択の1つだったなと思う一方、コンサルファームに所属するなかで、本来自分が目指していたコンサルの姿との乖離を少しずつ感じるようになっていました。

そして、それは職位が上がるにつれて顕著になり、マネージャーになった段階で、「このままコンサルファームにいても自分がなりたかったコンサルにはなれない」と確信するようになりました。

またこれは、特定のコンサルファームの問題ではなく、コンサルファームというビジネスモデル上の問題であるため、コンサルファームを辞めて独立する事にしました。

全てのコンサルファームが悪いという訳でなく、今回の内容を強く意識した上で運営されているファームもあります。ただ、コンサルファームがそもそもどういったビジネスモデルなのか、働くコンサルタント達にどういう力学が働くのかという事を理解しておく事は、コンサルというキャリアを描く上で、重要になります。

今回は、なぜコンサルタントになりたい人がコンサルファームに長くいてはいけないのかという事について、「コンサルファームが抱えるビジネスモデル上の歪み」を中心に解説していきます。

副題として、「良いコンサルファーム・コンサルタントを見極めるたった1つの質問」・「コンサルファームを辞めて、フリーランス化・独立を検討する際のポイント」・「コンサルファームが本来あるべき姿」についても書いて行きたいと思います。